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障害があると言うと、

「えっ?見えへんけど?」

と言われることがあります。

これは見た目では分からない障害がある人なら、一度くらいは経験したことがあるかもしれません。

私も何度もありました。

説明しても信じてもらえない。

困っていることを話しても、

「そんな風には見えへんけどなぁ」

と言われる。

相手に悪気がないことも分かっています。

でも、何回も続くと少ししんどくなるんですよね。

そんな時に登場するのが障害者手帳です。

手帳を見せた瞬間、

「あ、本当に障害があるんですね」

と空気が変わることがあります。

その瞬間、ホッとする気持ちもあるんです。

でも同時に、なんとも言えない複雑な気持ちになることもあります。

今日はそんな話です。

手帳を見せた瞬間に信じてもらえる

障害者手帳は制度上とても大切なものです。

サービスを利用する時も必要ですし、各種手続きでも必要になります。

だから手帳そのものが悪いわけではありません。

むしろ助けられている場面もたくさんあります。

ただ時々思うんです。

「手帳がなかったら信じてもらえへんかったんやろな」

って。

それまで何を説明しても半信半疑やった人が、

手帳を見た瞬間に納得する。

その変化を見るたびに、

少しだけ寂しくなることがあります。

私たちは手帳を見せたいわけではないんです。

困っていることを理解してほしいだけなんです。

でも現実は、

証明書がないと信用されないこともある。

なんとも難しい話です。

「嘘やと思うけど重度やねんw」と言うしかない時もある

私は時々冗談っぽく言います。

「嘘やと思うけど重度やねんw」

もちろん笑い話ではありません。

でもそう言わないと空気が重くなりすぎる時があるんです。

見た目は普通。

普通に歩いている。

普通に会話もできる。

だから相手はなかなか想像できません。

高次脳機能障害もそうですし、内部障害や精神障害もそうかもしれません。

外から見えない困りごとは本当に伝わりにくい。

だから説明しても、

「そこまで大変には見えない」

と思われることがあります。

そんな時、

「嘘やと思うけど重度やねんw」

と笑いながら言う。

本当は笑い事ちゃうんですけどね。

でもそのくらいにしないと、自分もしんどくなるんです。

信じてもらえないことより悲しいこと

実は信じてもらえないこと自体より、

自分の言葉だけでは足りないと感じることの方が悲しかったりします。

私は困っていることを話しています。

しんどいことを話しています。

助けてほしい時もあります。

それなのに、

証明書を見せて初めて信じてもらえる。

すると、

「自分の言葉ってそんなに信用ないんかな」

と感じてしまうことがあります。

もちろん制度上確認が必要な場面もあります。

それは理解しています。

でも日常会話の中では、

少しだけ信じてもらえたら嬉しいんです。

全部理解してほしいわけではありません。

障害を体験していない人に完全に分かってもらうのは難しいと思います。

それでも、

「そうなんやね」

の一言があるだけで救われることがあります。

見た目だけでは分からないことがある

これは障害だけの話ではないかもしれません。

体調のこと。

心のこと。

家庭のこと。

仕事のこと。

みんな外から見えない何かを抱えながら生きています。

だから私は最近、

見た目だけで判断しないように気を付けています。

昔の私は、

元気そうに見える人は元気なんやろうと思っていました。

でも自分が当事者になって分かったんです。

見た目なんて本当に当てにならへん。

笑っていても苦しい人がいる。

元気そうでも限界の人がいる。

普通に見えても障害がある人がいる。

だからこそ、

少しだけ想像することが大事なんかもしれません。

まとめ

障害者手帳を見せないと信じてもらえない。

これは見た目では分からない障害がある人にとって、よくある出来事です。

手帳を見せて理解してもらえることはありがたい。

でも本当は、

手帳を見せる前に少しだけ信じてもらえたら嬉しい。

そんな気持ちもあります。

もしこの記事を読んでくださっている方の中に、

同じような経験をした人がいたら伝えたいです。

あなただけじゃありません。

私もそうでした。

きっと同じ思いをした人はたくさんいます。

見た目だけでは分からないことがあります。

でも確かにそこに困りごとはあります。

そのことを少しだけ知ってもらえたら嬉しいです。